新型コロナウイルス感染への不安から、4月1~16日に大阪府立の学校を自主的に休んだ児童・生徒が153人いたことが、府教育委員会による初めての実態調査で分かった。休んだ日数は1~8日間で、期間中に春休みもあることから一度も登校できなかった子もいるとみられる。
調査は通信制を除く府立高校148校と特別支援学校46校で実施。府教委によると、高校では34校で計62人、支援学校では25校で計91人が休んでいた。在籍する児童・生徒のうち、高校では0・06%、支援学校では1%にあたる。基礎疾患を抱え感染で重症化する恐れのある児童・生徒も多い支援学校で、学校関係者の感染による休校の後、休む子が増える傾向がみられた。
各校は保護者や児童・生徒の希望に合わせてオンラインで授業を配信したり、プリント教材を配ったりしている。府教委は「学校の感染状況や予防策を丁寧に説明し、休んだ子を十分にフォローできる態勢をとる」としている。
文部科学省は感染不安を理由に学校を休んだ場合に、「欠席」ではなく進級や進学で不利にならない「出席停止」とするよう各教委に要請。府教委も同様の措置を取っている。