【独自】増えている「人の往来」…東京と他道府県で過去の宣言時よりも活発化

新型コロナウイルス対策として3回目の緊急事態宣言が出されている東京都では、他道府県との間での人の移動が、過去の宣言時よりも活発化している。専門家は都道府県間の移動自粛の必要性を指摘している。
携帯電話の位置情報から滞在人口を推計するNTTドコモの「モバイル空間統計」のデータを基に、読売新聞が、東京都と46道府県の間を行き来した人口(平日午後3時台平均)を分析した。感染拡大前の昨年1月に比べ、最初の宣言時(昨年4~5月)は人の移動が44%減ったが、今回は23%減にとどまっている。
5月の大型連休について都内外の人の出入りを分析すると、今年(5月1~5日)は、昨年(5月2~6日)に比べて1・8倍に増加している。国際医療福祉大の和田耕治教授(公衆衛生学)は「最初の宣言では、多くの人が外出を控えたため5月中に解除できたが、今回は都道府県間も含め人の往来が増えている。不要不急の都道府県間の移動は控えるべきだ」と話す。