女性選手ら撮影、処罰規定も=性犯罪の法制度見直しで―法務省検討会

法務省の性犯罪に関する刑事法検討会は21日、今後の検討課題を記した報告書を上川陽子法相に提出した。近年問題化している性的な意図で女性アスリートを撮影する行為などについて、処罰規定を設けるべきだとの意見が多かったとし、法制度の見直しには処罰範囲を限定するなどさらなる検討が必要だとした。
検討会は大学教授や被害当事者らで構成し、16回開催。他人の性的な姿を同意なく撮影したり、画像を流通させたりする行為への処罰規定の要否などを議論した。
報告書は問題となる撮影を例示。(1)強制性交などの犯行場面(2)被害者が気づかないケース(3)ユニホーム姿のスポーツ選手の胸や足を開いた姿勢(4)子どもの水着姿やブルマー姿―などとし、「処罰規定を設けるべきだとする意見が多く述べられた」と明記した。
ユニホーム姿の撮影に関しては、「胸や尻を強調して撮影された写真にわいせつなコメントが付された画像がインターネット上に投稿されている実情がある」と処罰に積極的な意見が出された一方、「違法行為と適法行為を明確に切り分けるのは困難だ」との慎重な声もあったと紹介した。
[時事通信社]