玄関に寒そうに立つ高齢男性、立ち去ったので夫婦で捜索…家族知らぬ間の外出らしく保護

認知症の疑いがある高齢男性を保護したとして、山形県警寒河江署は寒河江市、団体職員の男性(68)に署長感謝状を贈った。
男性は、4月7日午後6時45分頃、自宅のインターホンが鳴ったため玄関を開けると、長袖ポロシャツ姿の80歳代男性が寒そうに立っていた。「山形市から自転車に乗って来た」と話す様子を見て、団体職員が警察に相談しようとしたところ、男性は逃げるように立ち去った。
団体職員は心配になり、妻(67)と軽トラックで後を追いかけ、自宅から300メートルほど離れた交差点で、自転車に乗って信号待ちをしていた男性を発見。団体職員は「大丈夫ですか。寒いから乗ってください」と男性に声をかけ、同署まで送り届けた。
同署によると、男性は家族が知らない間に、山形市の自宅から外出していたという。
今月21日、同署で贈呈式が行われ、岡崎浩隆署長から感謝状を受け取った団体職員は「無事に家に帰ったと聞き、本当に安心した。上の世代の人をみんなで支えていくのが大事」と語った。