広島県福山市は23日、新型コロナウイルスワクチンの80歳以上の高齢者に対する集団接種で、市民最大6人に誤って生理食塩水を注射したと発表した。接種前に行う希釈作業のミスで、健康被害の恐れはないという。
発表によると、生理食塩水で薄めてから接種するワクチンを準備する際、誤って使い切った後のワクチン容器に生理食塩水を注入。この日、同市駅家町の北部市民センターで行われた午前中の集団接種で、生理食塩水だけを注射したとみられる。
ワクチンの使用量に対し、生理食塩水の使用量が多かったことから判明した。誰に打ったかは分からず、市は今後、この時間帯に接種した119人に抗体検査を行って特定し、再接種することにしている。