津市から補助金をだまし取ったとして逮捕された元自治会長と市の不適切な関係を調べていた市の調査チームは27日、「市役所全体で対処するための備えを怠った点で市長に責任がある」とする最終報告書を公表した。前葉泰幸市長は同日、盆野明弘副市長と共に2カ月分の給与を返上する意向を示した。
詐欺罪で公判中の元自治会長田辺哲司容疑者(61)を巡り、公共工事への介入や職員に土下座での謝罪を強要したりするなどの問題行為が次々に発覚。報告書は、職員らが恐怖心から異議を唱えられず過度な忖度につながったと指摘した。
前葉市長は記者会見で「市民に心よりおわび申し上げる」と謝罪した。