山林で倒れていた不明男性、サンダルのにおい頼りに25分で発見…ゾロ号に表彰状

行方不明者の発見に貢献したとして、兵庫県警南但馬署は、警察犬「ゾロ フォン ヤマト モリヤ号」(ジャーマン・シェパード、雄6歳)に表彰状を贈った。
同署によると、15日午前に、養父市八鹿町に住む86歳の男性について「前日から行方不明になっている」と家人から連絡があった。署の要請で派遣されたゾロ号は同日午後0時50分ごろ、男性のサンダルのにおいを頼りに捜査を開始。そのわずか25分後、自宅から約1キロ離れた山林であおむけに倒れている男性を見つけた。男性は胸の骨を折るなどの重傷を負っていたが、ドクターヘリで病院に搬送され、一命を取り止めた。現場は斜面で、足を滑らせて転倒して動けなくなったとみられる。
2015年10月に警察犬として採用されたゾロ号は今年4月末現在で計546回出動。好奇心が旺盛で、においや人の動作に敏感だといい、表彰は今回が7回目。
指導にあたる県警鑑識課の田中晶博・巡査長は「男性にたどり着けてよかった」と言い、藍原達也署長は「迅速な発見が救助につながった」とゾロ号の活躍に感謝していた。