横浜市は28日、市内の新型コロナウイルスワクチン接種会場で、ワクチン366人分の冷温保存に失敗し、常温となったワクチンを119人に誤って接種し、残る247人分は廃棄処分になったと発表した。
市によると119人は、いずれも80代の男女。常温になっていたワクチンは効果が薄くなっている可能性があるという。今後、全員に抗体検査を行い、免疫が不十分ならば再度接種する。健康被害はないとみているという。
誤接種があったのは、集団接種会場の瀬谷スポーツセンター(同市瀬谷区)。27日午前の接種開始後、薬剤師の一人が冷蔵庫内が冷えていないことに気づき発覚した。何らかの原因で冷蔵庫の電源プラグが抜けた状態となり、前日26日の午後4時半ごろから庫内の温度が上昇していたとみられるという。市職員が冷蔵庫の稼働状況の確認を怠っていた。
市健康福祉局は記者会見で、「接種された方に深くお詫びする」と謝罪した。