「酒あり」時間は酒なしの倍 政府調査 西村担当相、注意呼びかけ

政府は11日、酒類ありの会食の長さは平均約2時間で、酒類なしの約1時間の倍になるとの調査結果を発表した。西村康稔経済再生担当相は同日の記者会見で「お酒の入る会食は時間が増え、新型コロナの感染リスクが高まる」と注意を呼びかけた。
7日までの4日間で、酒類のある・なしが会食時間に与える影響について、全国の20~70代の男女858人にインターネットで調べた。
会食が2時間以上になる割合は、酒類なしなら17%だが酒類ありなら4倍近い64%に増えた。一方、1時間未満の短い会食は、酒類ありが8%なのに対し、酒類なしが5倍以上の45%だった。
酒類ありの会食は3時間以上の長いケースも少なくなく、3時間が13%、3時間半が2%、4時間が3%だった。酒類なしだと3時間が2%で、3時間半と4時間との回答はゼロだった。
内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室の担当者は「複数人での会食時間が長いほど飛沫(ひまつ)による感染リスクが高まる」と指摘する。政府は20日までの期限で東京など10都道府県に緊急事態宣言を発令し、神奈川など5県にまん延防止等重点措置を適用。飲食店に酒類の提供中止を求めている。今回の調査結果は今後の対策に生かすという。【田所柳子、花澤葵】