2019年の参院選広島選挙区を巡る大規模買収事件で、公職選挙法違反に問われた元法相で元衆院議員の河井克行被告(58)に懲役3年の実刑判決が言い渡されたことを受け、地元からは改めて厳しい声が上がった。
自民党広島県連会長代理の中本隆志・県議会議長はテレビで判決を伝える速報を確認。眉間(みけん)にしわを寄せ、「実刑判決は重い。克行氏はまず反省の気持ちを持ち、議会や党、県民に迷惑をかけたことを謝罪すべきだ」と強い口調で批判した。
克行元議員から現金150万円を受け取ったことを認め、広島県三原市長を辞職した天満祥典氏(74)は「これだけ(社会を)騒がせ、多くの人に迷惑をかけたのだから実刑は妥当だ。真摯(しんし)に受け止め、控訴しないほうがいい」と話した。天満氏は東京地裁での証人尋問で、150万円について「不法な金だと思った」と証言。政界から引退したとしている。【小山美砂、渕脇直樹】