岩手県滝沢市の陸上自衛隊岩手駐屯地で20日、「岩手駐屯地創立64周年記念行事」があり、部隊の観閲式などが開かれた。新型コロナウイルスの影響で一般公開は見送られた。
駐屯地は1957年8月に開設。火力戦闘部隊の「東北方面特科連隊」、対空戦闘部隊の「第9高射特科大隊」などがあり、約1500人の隊員が配置されている。隊員の8割ほどが県内出身という。
観閲式には、駐屯地の隊員ら約500人と来賓約200人が参加。戦車や装甲車など約75台が観閲を受けた。74年に導入された国産戦車「74式戦車」は、整備を繰り返して現在も活躍している。
戦車やヘリコプターなどを使って仮想敵を制圧する模擬戦も行われた。駐屯地司令の香川賢士1等陸佐は「近年は災害派遣も常態化し、平時の備えの重要性が増している。いかなる事態でも国民の生命と財産を守り抜く」と述べた。