元ジャスダック上場のパチンコ機器関連会社「
Nuts
(ナッツ)」(東京、破産手続き中)の株価をつり上げるため、虚偽の情報を開示した疑いが強まったとして、東京地検特捜部は23日午前、同社元社長の男(52)ら4人を金融商品取引法違反(偽計)容疑で逮捕した。
ほかに逮捕されたのは、同社の大株主で、同社の事業を実質的に統括管理していた会社役員の男(55)、いずれも会社役員の男(55)、男(42)の3人。
発表によると、4人は共謀し、2019年、同社が開設するとしていた会員制医療施設の入会に関する売上高が計2000万円しかなかったのに、会員権の販売に基づく入会金の支払いを受けたかのように装うなどし、売上高が計5億6300万円だったとする虚偽の情報を開示した疑い。
同社は1977年8月に設立され、パチンコ機材の販売などの事業を展開し、99年には店頭市場(現・ジャスダック)に上場した。しかし、証券取引等監視委員会が昨年2月、元社長の男らに対する偽計容疑での強制調査を実施。その後、東京地裁から破産手続きの開始決定を受けていた。