堀ちえみさんを159回誹謗中傷…きっかけは「スチュワーデス物語」?

「私はドジでのろまな亀です」「教官!」「やるっきゃない」――。数々の名ゼリフが飛び出し、平均視聴率は約20%、最高視聴率26.8%を叩き出したドラマ「スチュワーデス物語」(1983年)。

45歳の女が堀ちえみさん(54)をしつこく中傷した裏には、大ヒットドラマにキャスティングされたことへの不満があったという。

■45歳無職女を書類送検

タレントの堀ちえみさんのブログに中傷する書き込みを繰り返したとして、奈良市に住む無職の女(45)が21日、東京都迷惑防止条例違反の疑いで、警視庁に書類送検された。

女は2020年10月から今年5月にかけて、堀さんのブログのコメント欄に「どうか一生の眠りについてくださいね。甘いものを食べて癌再発すると良いですね」「ご臨終なご報告お待ち申し上げます」「不細工ですね」などと計159回にわたり、自分のスマホから投稿していた。今年1月、所属事務所から相談を受けた警視庁が捜査を進め、ブログの運営会社にIDを照会して女を特定。警視庁は証拠品のスマホを押収し、逃亡の恐れがないことから、書類送検となった。

調べに対し、「私の誹謗中傷の書き込みで、堀さんのがんが再発して死ねばいいと思った」と容疑を認め、なぜ堀さんを狙ったかについては「スチュワーデス物語に出演している時から、嫌いだった。主演に抜擢されたのが気にくわなかった」と、供述しているという。

堀さんは19年、舌がんと食道がんを公表している。

「堀さんのブログが運営会社の総合ランキングの上位にランクされているのを見て、毎日、チェックするようになった、と供述している。もともと嫌いだったので、定期的に書き込みを始めたようです」(捜査事情通)

「スチュワーデス物語」といえば、今から38年前のドラマだ。当時、女は7歳だった。

「女は大学生の時、統合失調症を患い、日常生活には支障がなかったものの、妄想癖があるようです。大卒後は派遣社員として、不動産会社や釣り具製造会社に勤務するなど、職を転々としていたようです」(前出の捜査事情通)

堀さんのブログには、この女以外からも誹謗中傷の書き込みがあるという。堀さんのブログをめぐっては、2年前、食道がんの手術を終えた後、「死ね」「消えろ」「死ねば良かったのに」などと書き込んだとして、北海道に住む主婦(当時55)が書類送検されている。

堀さん本人は、ブログに「物事にはやっていいことと、悪いことがあります。ものには限度があると思うのです」と複雑な心境をつづっていた。