新型コロナウイルスワクチンの副反応について、東京都多摩市は接種を受けた市職員を対象に実施した健康状況調査をまとめた。2回目の接種後には半数以上が37・5度以上の発熱があるなど、同市の調査でも接種後の副反応は2回目の方が出やすいことが裏付けられた。
市によると、対象は集団接種会場での受け付け業務などに従事し、医療従事者などの枠で接種した10~60歳代の職員338人。5月27日~6月4日にウェブを通じて調査を実施し、308人が回答した。
調査結果によると、副反応とみられる症状の有無では、1回目の接種後は「あり」が70・5%だったが、2回目は91・2%に上昇した。2回目の症状別の出現率(複数回答)では、接種箇所の「
疼痛
(とうつう)(痛み)」が69・5%、「全身
倦怠
(けんたい)感」が66・6%、「37・5度以上の発熱」が55・2%の順。全身倦怠感と37・5度以上の発熱は、それぞれ1回目より40ポイント以上増加した。
症状は、1、2回目ともに2~3日程度で治まったが、接種後に体調不良で有給休暇を取得したのは1回目が1・0%、2回目は40・6%と大きな差が出た。
市の担当者は「これから職域接種が進むが、職場の同じセクションの人は接種時期を分けるなど、工夫してほしい」と話している。