【ギモン解消!!ワクチン接種Q&A】ワクチン接種、先進国の中で後れを取る日本に嘆く声 「軽視したのは国策の間違い」「肝心なところに予算を使っていない」

新型コロナウイルスワクチンの接種が進むが、日本が先進国の中では後れをとったことを嘆く声も聞かれる。1回目の接種を終えた政治評論家の屋山太郎氏(89)に聞いた。
コロナ禍では外食もままならず、生活の上でも不便な日々が続いた。
「閉じ込められる(隔離される)と思うと、感染したくなかった。自分は怖くなくても、食事をしていて相手が口に運ぶときだけマスクをとると、自分も同じようにしないといけないじゃない。近所に住む孫にも会えていないので面白くない」と屋山氏は語る。
屋山氏は先ごろ、1回目の接種を自治体の会場で受け、「妙に安心した」という。体調の変化もないという。
いまだにワクチン反対論もあるが、屋山氏は「自分が打たないのはそれでいいと思うが、みんなに『打つな』というのは余計なことだ」と語気を強める。
日本は今回、ファイザーなど欧米製のワクチンの供給を受ける立場で、国産ワクチンの開発が遅れていることも指摘されている。数十年にわたり日本の政治をウオッチしてきた屋山氏は、これほどの「失策」はこれまでにないと喝破した。
「薬学に予算を注力してこなかった落ち度が出たと思った。研究の余地もない。肝心なところに予算を使っていないということに怒りもある。ワクチンを軽視したのは国策の間違いだ」