ワクチン施策「猫の目のように変わる」 福岡・糸島市長が苦言

福岡県糸島市の月形祐二市長は28日開いた定例会見で、国の新型コロナウイルスワクチンの供給体制に関し「猫の目のように変わる。末端(自治体)の苦労を想像してほしい。苦言を呈したい」と述べた。
市によると、7月上旬に在宅の福祉サービス従事者や保育園、幼稚園の職員、小中学校教職員らへの優先接種を計画。しかし、先週になって国から米モデルナ社製ワクチンを供給できないと連絡が入り、延期せざるを得なくなった。米ファイザー社製の供給量も7月初旬接種分から半減、8月以降の供給量が示されていないという。
市の担当者は「高齢者の接種は計画通り7月末までに終える予定だが、長期の計画が立てられない」と話す。
モデルナ社製ワクチンについては、河野太郎行政改革担当相が23日、供給可能量の上限近くに達したことなどを理由に、企業などでの職域接種と自治体運営の大規模接種の新規申請受け付けを一時停止すると発表した。【谷由美子】