気象庁は29日未明、災害級の豪雨をもたらす「線状降水帯」が発生したとして、沖縄本島地方に「顕著な大雨に関する情報」を発表した。同情報の発表は、17日に運用を開始してから初めて。気象庁は、すでに災害が起きている可能性もあるとして、厳重な警戒を呼びかけている。
発表では、線状降水帯は、停滞する梅雨前線に湿った空気が流れ込んだ影響で沖縄本島付近に発生した。3時間雨量は、名護市で午前2時40分までに159・5ミリを記録し、6月の観測史上最多。
粟国
(あぐに)村でも午前4時までに155・5ミリを観測し、50年に1度の記録的な大雨となった。
沖縄県によると、午前10時現在、沖縄、那覇両市など7市町の少なくとも5万8610人に避難指示が出された。