本場大島
紬
(つむぎ)織物協同組合(鹿児島市、61事業者)は30日、約3700万円の使途不明金があることを明らかにした。同日開いた総会で、会計業務を担当していた元職員の男性(70歳代)を刑事告訴することを決めた。
組合によると、決算書の定期預金と借入金の残高が、銀行が発行した残高証明書といずれも異なっていた。定期預金は約1700万円が計上されているが、約600万円しかなかった。一方、借入金は約2200万円とされているが、実際は約4800万円に上るという。
男性は30年以上、会計業務を一人で担当しており、昨年5月に退職した。総会には男性も出席し、残高証明書の偽造を認め謝罪したものの、着服は否定したという。