大阪・西成の崩落、残る住宅1棟をワイヤで引き倒し撤去

大阪市西成区天下茶屋東2の高台で住宅2棟が崩落した問題を受け、市は6日午後、倒壊の恐れが出ていた別の1棟を引き倒して撤去した。所有者の同意を得て準備を進め、周辺の住民には避難を呼び掛けていた。
この住宅は3階建て。崩落した2棟の南隣の高台(高さ約8・5メートル)に建ち、敷地の一部が崩れて倒壊の危険が迫っていた。1人で暮らしていた住人女性も既に避難している。市から撤去作業を受託した業者はこの日午後3時ごろ、住宅に取り付けたワイヤを斜面の下から引っ張るなどして住宅を引き倒した。
住宅2棟の崩落は6月25日午前に発生した。うち1棟にも2人が住んでいたが、逃げて無事だった。崩落の原因は特定されていない。市などが詳しい経緯を調べている。【郡悠介】