名古屋市で開催中の企画展「私たちの『表現の不自由展・その後』」の会場に8日朝、爆竹のようなものが入った郵便物が届いた。市は「施設や利用者の安全を確保する」として11日まで施設を臨時休館すると発表した。同展は11日までの会期で予定されていたが、これにより事実上の閉幕となった。
愛知県警中署によると、8日朝、不審な郵便物が届き、警察官立ち会いの下で職員が開封したところ、爆竹のようなものが破裂したという。けが人はいなかった。
主催した市民団体は名古屋市内で記者会見し、共同代表の中谷雄二弁護士は「『不自由展』は東京は会場変更せざるを得ず、大阪は会場使用を取り消された。今回も脅して表現を封じようとしていると推測せざるを得ない。言論の封殺は許さない」と訴えた。【太田敦子】