大阪府の吉村洋文知事は14日の記者会見で、自民党の下村博文政調会長が新型コロナウイルスワクチンの供給不足を「風評」と表現したことに苦言を呈した。「在庫がどこかにあるはずだというのは現実を見ない意見だろう。明らかに(自治体の)接種能力の方が高くなっている。現場の実態を見てもらった方が、事実に即する」と述べた。
ワクチン供給の目詰まりに伴い、大阪市はニーズが高い個別接種を優先し、市内の区民センターなどを会場に実施している集団接種を8月1日までで休止することを決めた。
吉村氏はこうした対応に言及し「在庫があれば、接種会場を閉鎖することはしない。実態をぜひ見てもらいたい」と強調した。