富山県教育委員会は13日、記者会見し、県立高岡工芸高校(高岡市中川)で、部活動の見学に来ていた保護者が生徒2人に暴行したと発表した。生徒に大きなけがはなかったが、生徒1人の保護者が刑事告訴を検討しているという。
県教委によると、7日午後4時頃、同校の柔道場で40歳代の保護者の男性が「態度が武道をする者としてふさわしくない」などと、剣道部員約15人に対して20分ほど
叱責
(しっせき)。その後、防具を着けた男子部員2人を倒し、頭や胴を足で踏みつけるなどしたという。男性は「暴力ではなく武道の指導だ」と説明しているという。
同校によると、男性は剣道部の関係者ではなく、運動部を見学しようと度々学校に訪れていた。男性は所定の手続きを踏まずに校内に入っていたという。
会見で佐野友昭・県立学校課長は「安全安心が保障されるべき学校でこのような事態が発生し、誠に遺憾」と陳謝した。来校者へのチェック体制を強化するよう全学校に指示したという。