土石流災害が発生した静岡県熱海市に派遣され、行方不明者の捜索にあたった大阪府警の隊員が、報道陣の取材に応じ、現地での過酷な活動を振り返った。
広域緊急援助隊員ら69人は7~9日の3日間、現地で活動。小雨が降り続く中、二次災害に警戒しながら約3時間かけて土砂を掘り、埋もれた車の中から遺体を発見したという。警備2課の北村仁警部補(41)は「1秒でも早く出してあげたいという思いだった。広範囲に大量の土砂があり、捜索場所の絞り込みが難しかった」と語った。
同課の山田一紀警視(50)は「今後も被災者の心を救う気持ちや、地元の方への感謝の思いを持って取り組みたい」と話した。