群馬県中之条町で昨年8月、自殺願望があったとされる女性が殺害され、強盗殺人罪などに問われた住所不定、無職小船治被告(35)の裁判員裁判で、前橋地裁(水上周裁判長)は19日、懲役27年(求刑・懲役30年)の判決を言い渡した。
判決によると、小船被告はマッチングアプリで知り合った埼玉県久喜市の無職山本
結子
(ゆいこ)被告(31)(強盗殺人罪などで起訴)と共謀して昨年8月1日未明、中之条町四万で、SNSで誘い出した川崎市多摩区、清野いつきさん(当時48歳)を橋から川に落とすなどして殺害し、キャッシュカードや免許証を奪った。
水上裁判長は、小船被告の動機について「山本被告の元交際相手に殺人の汚名を着せるためだった」と指摘。山本被告がSNS上で架空の人物を装って犯行を指示し、小船被告がそれに従って殺害を主体的に実行したとし、「果たした役割は大きい」と非難した。