新潟市が新型コロナウイルスワクチンの接種を受けた65歳以上の市民に配布している500円分のタクシーチケットが、フリーマーケットアプリなどで売られていたことがわかった。市都市交通政策課は「ワクチン接種の円滑化のために配布したものなので、事業の趣旨を理解し、売却しないでほしい」と呼びかけている。
同課によると、チケットが出品されていたのは「メルカリ」「ラクマ」のアプリやサイト。2~10枚が割安で売り出され、いずれも売却済みとなっていた。
チケットには「ワクチン接種で感染を防ぎましょう!」の文言とともに、注射器などのイラストが描かれている。市が5月15日から個別と集団接種会場で接種時に1枚ずつ計2枚配布しており、使用期限は9月30日。受け取った本人のみの使用を求めている。
市に6月13日、情報提供があり、市がホームページに「転売などの行為はご遠慮ください」と注意書きを掲載。ラクマの運営会社には出品情報の削除を依頼し、メルカリの運営会社にも依頼する予定という。
チケットを巡っては、市が6月28~30日に三つの集団接種会場で64歳以下に計約750枚を誤配布するミスがあり、市は使わずに破棄するよう求めている。