中学時代の同級生になりすまして通信販売会社にうその注文をしたなどとして、警視庁尾久署は27日、東京都北区上中里2、無職、佐藤和己容疑者(58)を偽計業務妨害と有印私文書偽造・同行使容疑で再逮捕した。同署は200回以上にわたって同様の虚偽注文を繰り返したとみて調べている。
逮捕容疑は4月上旬ごろ、荒川区の女性名義の架空の注文はがきを福岡市の通信販売会社に郵送し、びわ10箱(販売価格約2万円)を女性宅に送らせ、同社の業務を妨害したとしている。「中学の同級生だった女性に嫌がらせをして困っている姿を見て楽しみたかった」と容疑を認めているという。
尾久署によると、「毎日のようにいろいろな物が届く」と女性が1月に同署に相談。佐藤容疑者は同様に女性名義で健康食品を注文したとして、今月6日に逮捕されていた。新聞の折り込み広告などの商品注文はがきを使用し、中学校や以前の勤務先の名簿などを使って同級生や元同僚計9人に果物や育毛剤、CDなどを送っていたとみている。【林田奈々】