奈良県明日香村は3日、ファイザー製の新型コロナワクチン1068回分が人為ミスで使用不能となり、廃棄処分したと発表した。
発表では、1日午前7時45分頃、ワクチンの集団接種を行っている村健康福祉センターに村職員が出勤した際、ワクチンを保管する冷凍庫の温度上昇を知らせるアラームが鳴っているのに気付いた。庫内の温度は通常、氷点下70度だが、18度に上昇、ワクチンが解凍された状態になり、解凍後の規定時間を超えたため、使用不能となった。
7月31日午前、センターで清掃業者が、掃除機を使用したところ、ブレーカーが落ちた。その後、センターの指定管理者の男性職員が、施設内の全電源を点検した際、冷凍庫専用回線のブレーカーを誤ってオフに切り替えてしまったという。
森川裕一村長は「ワクチン不足が指摘されているなか、深くおわび申し上げます。今後、管理を徹底し、再発防止に努めたい」と話した。