小池百合子都知事と会談のパリ市長、コロナ禍の五輪開催「国際社会も成功とみている」

東京都の小池百合子知事は7日、2024年の夏季五輪開催地であるパリのアンヌ・イダルゴ市長と都庁で会談し、両都市の交流強化に向けた共同宣言を発出した。
小池氏は「(両都市は)これまでの実り多き関係を築いてきたが、東京からパリ市へと五輪・パラリンピックのバトンを渡す機会に、コロナ禍や気候変動といった危機を乗り越えサスティナブルリカバリーを進めるために連携を強化することを確認した」と述べた。同宣言では、スポーツ、環境、文化、観光、工芸・デザインの5分野で連携協力し、共同プロジェクトなどを行うことが確認された。
イダルゴ氏は、新型コロナウイルス感染拡大する中で東京大会が行われたことに関し「パンデミックの状況でも大会を開催され、小池都知事は大変勇気を持ってこの大会を維持された。国際社会もこれを成功だとみていると思う」と述べた。
両氏は8日に国立競技場(新宿区)で行われる東京五輪閉会式で、次の大会開催都市へと五輪旗を引き継ぐ「フラッグ・ハンドオーバー・セレモニー」に出席する。共同宣言発出後に記者団の取材に応じた小池氏は、史上初となる女性の開催都市首長同士の五輪旗引き継ぎについて「これはまさしく結果として、多様性と調和をテーマとしてきた東京大会の象徴ではないか」と語った。