捜索に加わり5分で不明男性発見、「エルフ号」表彰…「もう見つからないかと」娘も感謝

行方不明の高齢男性を発見し、保護につなげたとして、兵庫県警甲子園署は直轄警察犬のシェパード「エルフ オブ ハウス ベッケン号」(5歳、雄)を表彰した。
発表では、お手柄は7月26日。午後1時過ぎに西宮市の男性(83)が住宅街にある自宅を出た後、行方が分からなくなり、エルフ号は4時30分頃から捜索に加わると、わずか5分ほどで集合住宅の敷地にある植え込みで倒れているのを見つけた。
そこは自宅から直線距離で約150メートル。道からやや見通しが悪いため、捜索で付近を行き来した署員も気付いていなかった。それでも、約4年の経験を持つエルフ号は、男性が使う寝具のにおいをもとに、ほぼ迷いなく角を何度か曲がるなどしながら現場へと向かったという。
甲子園署であった表彰式では、男性と同居する娘(48)らが犬用のぬいぐるみをプレゼント。エルフ号は気に入った様子で、早速遊んでいた。
男性はけがを負って入院中だというが、娘は「もう見つからないのではとも思ったが、あっという間に発見してくれた」と感謝し、エルフ号をなでた。