新型コロナウイルス感染者の急増を受け、大阪府は、ホテルでの宿泊療養の受け入れ基準を見直した。これまで入院の必要がない感染者は「原則、宿泊療養」とし、自宅療養を希望しなければ無条件に受け入れてきたが、今後は原則、40歳以上に限る。宿泊療養施設の使用率が上限に近づいているためで、13日から新基準に基づく運用を始めた。
新基準で宿泊療養の対象となるのは、入院の必要がない40歳以上の感染者と、40歳未満で基礎疾患のある人、自宅で家族に感染させる恐れのある人ら。条件に該当しない40歳未満は原則、自宅療養となる。
宿泊療養施設には看護師が24時間常駐し、自宅療養に比べ容体急変への対応が手厚いため、府はこれまで、入院しない感染者は「原則、宿泊療養」としてきた。政府が今月2日に入院患者以外は「自宅療養を基本」として以降も、吉村洋文知事は、この方針を堅持する考えを示していたが、療養用ホテルの利用者急増で軌道修正した。