76回目の終戦記念日を迎える15日、政府主催の「全国戦没者追悼式」が開催される。歴代首相が読み上げる式辞は戦争の悲惨さと犠牲に言及してきたが、各首相の歴史認識も投影してきた。過去30年の式辞を計量分析したところ、各首相に特徴的なキーワードが「平和」「不戦の決意」から「繁栄」「未来」へと移行するなど特色が明らかに。一方で、アジアへの加害責任を示唆する表現は消え、近隣諸国との和解の難しさが改めて鮮明になった。菅義偉首相が何を語るのか注目される。
分析の結果、「平和」の比重は低下傾向にあった。「恒久平和」も第2次安倍政権下の2015~20年は使われていない。