海底火山の新島、丸かっこの形に 「福徳岡ノ場」、海保が観測

海上保安庁は17日、小笠原諸島・硫黄島の南約50キロの海底火山「福徳岡ノ場」で観測された新島を16日に航空機で観測し、丸かっこのような形に変化したのを確認したと発表した。15日の観測では、直径約1キロの馬てい形だった。
海保によると、16日午後に観測し、新島の中心部で噴気活動を確認した。噴出した軽石などが海の浮遊物となり、蛇行しながら西北西方向へ断続的に約100キロまで流されていた。幅は最大で約13キロあった。観測中の噴火はなかった。
同乗した東京工業大火山流体研究センターの野上健治教授は「(新島は)波浪で縮小する可能性が高い」とのコメントを出した。