停滞する前線の影響で雨は17日も福岡県内各地で断続的に降り、福岡管区気象台によると11日の降り始めから17日午後6時までの総雨量は、大牟田市で1010ミリと記録的な大雨を記録し、8月の平年1カ月の5倍に迫った。このほか八女市黒木959ミリ、久留米市868ミリと同3~4倍に達する。18日明け方まで多いところで1時間に30~40ミリの激しい雨が降るとして、引き続き土砂災害などに警戒するよう呼びかけている。
また、県災害対策本部によると、県全体の家屋被害の大部分を占める久留米市の浸水被害は17日に「現地確認を進めた」として3100件余りから2700件余りと修正された。県内全体の家屋被害は推計で2900件余りとなっている。【土田暁彦】
災害ごみ、大量発生 久留米
記録的な大雨で大きな浸水被害が出た久留米市では、水につかった家財道具などの「災害ごみ」が大量に発生している。雨が降り続く中でも浸水地域の公園にはすでに多く集まり市は17日、市内3カ所で仮置き場の開設準備を進めた。
池町川・金丸川流域の公園には、畳や家電製品、家具などが運び込まれていた。近くの女性は「毎年家の周囲の道路は冠水するが、今回は首まで水深があってひどかった。まだ雨が降っているし、ごみも増えるかもしれない」と空を仰いだ。
市は仮置き場として大隈公園(梅満町)とみやのまえ公園(長門石)では18日から、城島体育館(城島町)では20日から災害ごみを受け入れる予定。燃やせるごみ、燃やせないごみ、家電4品目も受け入れる。この他、宮ノ陣クリーンセンターと上津クリーンセンターでも受け入れていて、15、16日で計26トンが直接持ち込まれた。【高芝菜穂子】