フィリピンの東海上で２０日夜に発生した台風１２号は２１日午前、沖縄の南海上を北上した。２２日に先島諸島に接近するとみられ、気象庁は強風や高波、大雨に注意するよう呼び掛けた。
沖縄で２２日にかけて予想される最大瞬間風速は３０メートル、波の高さは５メートル。
１２号は先島諸島通過後、２３日午前までに北方の東シナ海で熱帯低気圧に変わる見込み。
１２号は２１日午前９時、沖縄の南海上を時速３０キロで北北西へ進んだ。中心気圧は１００４ヘクトパスカル、最大風速１８メートル、最大瞬間風速２５メートル。半径１１０キロ以内が風速１５メートル以上の強風域。
［時事通信社］