補助金だけ受け取りコロナ患者の入院拒否ってアリ? 厚労省がトンデモ病院の調査開始(2)

新型コロナウイルスに感染しながら自宅療養を迫られている人が全国に10万人近くいるなか、補助金だけ受け取ってコロナ患者の入院を拒否する医療機関がかなりあるという。
ひっ迫しているコロナ患者の病床を確保するため、厚生労働省は2021年8月20日、そうした「トンデモ病院」の実態にメスを入れるべく、補助金の使われ方の調査に乗り出した。
新型コロナウイルスと戦う多くの医療従事者の陰で、そんな「悪徳医師」が本当にいるのだろうか――。
「受け入れ拒否」というより「受け入れたくてもできない」
日刊ゲンダイ(8月21日付)は「補助金を受けながらコロナ患者受け入れ拒否の病院が…」の取材で、「補助金目当てではないか」と地域住民から思われている病院を直撃。「受け入れ拒否が起きている」と切実な状況を訴えた関東圏の民間病院長が、こう明かしている。
日刊ゲンダイ記者は、その公設病院を取材した。
そして、日刊ゲンダイはこう嘆いている。
プレジデントオンラインの高久玲音・一橋大学准教授のリポートといい、日刊ゲンダイの記事といい、「補助金泥棒」といった絵に描いたような「悪徳病院」が横行しているというより、日本の医療システムや政策に大きな欠陥があるようだ。
都道府県のHPに補助金が出る病院の一覧を掲載せよ
インターネット上では、田村憲久厚生労働大臣が「医療機関への補助金の使われ方を調査する」と発言したことに対して、こんな意見が相次いでいる。
こんな提案もあった。
「補助金をもらってもナースをどんどんやめていく」
一方で医療従事者からは、こんな反対意見も寄せられた。
(福田和郎)