米モデルナ製の新型コロナウイルスワクチンに異物が混入していた問題で、兵庫県内の接種会場では、同じロット番号のワクチンを接種した人の数が計4万1549人に上ることが26日、県などへの取材で分かった。現時点で健康被害の報告はないという。
県によると、モデルナのワクチンを使用しているのは県が設けた2カ所の大規模接種会場のほか、神戸、三木、伊丹の3市が運営する会場を合わせた計10会場。このうち三木市の会場では該当するロット番号のワクチンは未使用だった。問題発覚を受け、いずれの会場でも該当ロット番号のワクチン使用の中止が決まった。
神戸市には、異物が混入されていたのと同じロット番号のワクチンが2万7千回分納入され、うち約1万9千回分はすでに接種済みだが、これまで異物混入の報告はない。
久元喜造市長は会見で、「残念なこと。異物が何なのか、どんな影響があるのか、国は明確な説明をしてほしい」と求めた。