児童生徒のパラ観戦中止相次ぐ、都が急きょ導入のPCR検査に「現場に丸投げ」と批判も

東京都港区は25日、児童生徒が東京パラリンピックの競技会場を訪れる「学校連携観戦プログラム」への参加を取りやめると発表した。新型コロナウイルス対策として都が23日に急きょ導入を決めた参加者へのPCR検査について、区は「都から具体的な方法が示されず、調整する時間的な余裕がなくなった」としている。
PCR検査を巡っては、江東区も「感染が判明した子供の差別やいじめにつながる」として参加を中止しており、辞退の理由としたのは2区目。都教育委員会は「感染拡大を防ぐ安全対策として意義がある」とするが、実施の判断は区市に委ねられ、「都が責任を回避するため、現場に『丸投げ』しただけ」(区長の一人)との批判が出ている。
港区では小学6年~中学3年の参加を想定。24日に保護者に実施方針を伝えたが、都から検査導入の連絡を受けて撤回したという。