新型コロナウイルスの米モデルナ製ワクチンに異物が混入していた問題で、河野行政・規制改革相は27日の記者会見で、厚生労働省が使用の中止を求めた約163万回分のうち、少なくとも約50万回分が接種済みだと明らかにした。
厚労省は26日、全国863か所の接種会場に対し、製造番号などが同じワクチンの使用中止を求めた。河野氏は、「現時点で深刻な安全上の問題があるということではない」と述べた。
河野氏によると、494会場が代替品を希望しており、このうち190会場に計35万回分を29日までに届ける方向で調整している。河野氏は「10~11月の早い時期の接種完了に大きな影響が出るとは認識していない」と語った。
一方、厚労省は27日、17都府県で自治体が運営する55の接種会場で、使用中止を求めたワクチンの接種が確認されたと発表した。55会場は同省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_tmmiawase.html)で確認できる。