医療従事者が虚偽申告で3回目接種「抗体の減少を懸念した」 長野

長野県御代田町は27日、既に先行接種で2回、新型コロナウイルスワクチンの接種を受けていた町内の医療従事者が虚偽の申告をして3回目の接種を受けていたと発表した。医療従事者は「抗体の減少を懸念して受けた」と話しているといい、接種後の健康被害などは確認されていない。
町によると、先行接種を終えた人にも町民向けの接種券が届くため、先行接種を受けた人には自身による破棄を要請していた。この医療従事者は今春、先行接種を受けたが、届いた接種券を使って予約を取り、予診票に「初めて受ける」と記入して今月、3回目の接種を受けた。町が接種状況を確認する際に重複接種が判明。町は医療従事者の性別や年齢、具体的な職種などは明らかにしていない。
町は「3回目の接種は現時点では認めておらず、注意を促すために公表した」としている。今後、予診票での接種回数確認を徹底する。同町の12歳以上のワクチン接種率は25日現在で1回目が70・0%、2回目が58・6%。【鈴木英世】