組織委がパラの卓球選手の落下事故公表「大変遺憾」リフト付きバスから降車中にワイヤ切れる

東京五輪・パラリンピック組織委の武藤敏郎事務総長、国際パラリンピック委員会(IPC)のパーソンズ会長らが30日、メインプレスセンター(MPC)で大会の中間報告会見を行った。
武藤総長は、26日に卓球会場の東京体育館のバス乗降場で、降車中の車いすの選手がリフトのワイヤが切れて落下した事故が発生したことを公表した。選手は医務室での検査を経て、鎮痛薬などの処方だけですぐに練習にも参加できたというが、武藤総長は「幸いにも大事には至らなかったが、大変遺憾だ」と話した。当該のバスは使用をやめているという。
同じ26日には、柔道(視覚障害)男子81キロ級の北薗新光(アルケア)が、選手村内で自動運行中の循環バスに接触し、試合を欠場する事故が発生している。
この件に関しては警察も現場検証、目撃者などの次長聴取を行うなど原因究明を行っている。現在循環バスは運行を停止しているが、再開を望む声も出ているという。武藤総長は「村内の安全確保が最優先。トヨタ自動車とも連携し、警察の指導を得ながら対策を講じたい」とした。