「対応白紙」「政策論争期待」=自民総裁選へ閣僚発言相次ぐ

菅義偉首相(自民党総裁)の後継を決める党総裁選について、7日の閣議後記者会見で閣僚から「対応は白紙」「政策論争を期待している」などと発言が相次いだ。
武田良太総務相は自身の対応を問われ「まったく白紙だ」と述べた。西村康稔経済再生担当相は「仲間と相談した上で判断したい」と語った。
井上信治科学技術担当相は「大勢の候補者が手を挙げ、国民の前で正々堂々とオープンに政策論争を繰り広げてほしい」と強調した。
新総裁にふさわしい人物に関し、麻生太郎副総理兼財務相は「経済再生と財政の健全化は両立させなければいけない。両方の面を考えて取り組んでくれる人が一番いい」と指摘。棚橋泰文国家公安委員長は「新型コロナウイルス感染症に全力を挙げると同時に、経済対策をしっかりやることを期待している」と述べた。
[時事通信社]