横浜市保土ヶ谷区で1月、中学3年の男子生徒(当時15歳)を集団で暴行して死亡させたなどとして、傷害致死罪などに問われた当時16歳の少年7人のうち3人の裁判員裁判の初公判が7日、横浜地裁(家令和典裁判長)で開かれ、3人は起訴事実を認めた。
起訴状などによると、3人は1月4日、同区の公園に男子生徒を呼び出し、順番に1対1でけんかをする「タイマンリレー」で男子生徒の頭部や腹部を殴る蹴るなどし、重傷を負わせて死亡させたなどとしている。
初公判で弁護側は、3人は暴行の前半に関与していて男子生徒の死亡への関与は薄いとし、いずれも刑事罰ではなく家裁送致による保護処分が相当と主張した。判決は22日の予定。