田村厚生労働相は14日の閣議後記者会見で、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種と、異なる種類のワクチンを打つ「交差接種」について、17日の有識者による審議会で検討を始めることを明らかにした。田村厚労相は「結論はなるべく早く出したい」と述べた。
ワクチンを接種して半年ほど経過すると、抗体の量が下がるとの報告もあり、イスラエルなどでは効き目を補う効果を狙って3回目の接種を始めている。
ただ、抗体の量の低下により、発症や重症化を予防する効果が大きく損なわれるかどうかは、科学的評価が定まっていない。国内外の研究報告を踏まえて判断する。
国内では現在、米ファイザー製、米モデルナ製、英アストラゼネカ製の3種類のワクチンが使われており、2回の接種は同じ種類で行うことになっている。交差接種について、厚労省は、1回目の接種で急激なアレルギー反応のアナフィラキシーなど副反応がみられた人に対象を限定して実施を検討する方針だ。