日本を代表する一部上場企業の社長や企業幹部、政治家など、「トップエリートを対象としたプレゼン・スピーチなどのプライベートコーチング」に携わり、これまでに1000人の話し方を変えてきた岡本純子氏。 たった2時間のコーチングで、「棒読み・棒立ち」のエグゼクティブを、会場を「総立ち」にさせるほどの堂々とした話し手に変える「劇的な話し方の改善ぶり」と実績から「伝説の家庭教師」と呼ばれ、好評を博している。 その岡本氏が、全メソッドを初公開した『世界最高の話し方 1000人以上の社長・企業幹部の話し方を変えた!「伝説の家庭教師」が教える門外不出の50のルール』は発売後、たちまち14万部を突破するベストセラーになっている。 コミュニケーション戦略研究家でもある岡本氏が「高市早苗氏のコミュ力」について解説する。 ■菅総理の不出馬で動きが加速する次期自民党総裁選 菅総理大臣が、次期自民党総裁選に出馬しないことを表明し、その座から降りることになりました。「仕事師」の異名を持つだけに、1年という短い期間に次から次へと長年の懸案を片付け、実績を積んできたわけですが、国民の不満は解消されませんでした。 「発信力」「伝える力」の弱さが致命傷となったわけで、「何をどうするか」と同様に「何を、どう伝えるか」が重要であるという「現代のリーダーの宿命」を突き付けられたと言えるでしょう。 かつては「あー、うー」ばかり言う首相、「言語明瞭、意味不明瞭」などと言われた首相もいて、多少の口下手は許されてきたわけですが、もはやその常識は通用しません。 コロナ禍という前代未聞の危機にあって、リーダーの「コミュ力」が問われるなか、次期総裁選に向けた動きが加速しています。本連載では折々に、注目候補者の「コミュ力」にスポットを当てたいと考えていますが、まずは、9月8日に立候補を表明した高市早苗氏から見ていきましょう。 私は、ここのところの高市氏に対するネット民たちの熱狂ぶりに、ただならぬ空気を感じてきました。 ヤフーニュースのコメント欄は、彼女を「救世主」とばかりに崇め奉るコメントであふれかえり、ネットユーザーに聞いた「次の総裁は誰がふさわしいか」というアンケートでは、高市氏がトップに立っています。 いわゆる「世論調査」とはまったく異なる温度感なわけですが、8日の立候補表明会見を見て、その違和感が氷解しました。結論から申し上げれば、この方には「人心を容易に操る才がある」ということです。
日本を代表する一部上場企業の社長や企業幹部、政治家など、「トップエリートを対象としたプレゼン・スピーチなどのプライベートコーチング」に携わり、これまでに1000人の話し方を変えてきた岡本純子氏。 たった2時間のコーチングで、「棒読み・棒立ち」のエグゼクティブを、会場を「総立ち」にさせるほどの堂々とした話し手に変える「劇的な話し方の改善ぶり」と実績から「伝説の家庭教師」と呼ばれ、好評を博している。 その岡本氏が、全メソッドを初公開した『世界最高の話し方 1000人以上の社長・企業幹部の話し方を変えた!「伝説の家庭教師」が教える門外不出の50のルール』は発売後、たちまち14万部を突破するベストセラーになっている。 コミュニケーション戦略研究家でもある岡本氏が「高市早苗氏のコミュ力」について解説する。
■菅総理の不出馬で動きが加速する次期自民党総裁選
菅総理大臣が、次期自民党総裁選に出馬しないことを表明し、その座から降りることになりました。「仕事師」の異名を持つだけに、1年という短い期間に次から次へと長年の懸案を片付け、実績を積んできたわけですが、国民の不満は解消されませんでした。
「発信力」「伝える力」の弱さが致命傷となったわけで、「何をどうするか」と同様に「何を、どう伝えるか」が重要であるという「現代のリーダーの宿命」を突き付けられたと言えるでしょう。
かつては「あー、うー」ばかり言う首相、「言語明瞭、意味不明瞭」などと言われた首相もいて、多少の口下手は許されてきたわけですが、もはやその常識は通用しません。
コロナ禍という前代未聞の危機にあって、リーダーの「コミュ力」が問われるなか、次期総裁選に向けた動きが加速しています。本連載では折々に、注目候補者の「コミュ力」にスポットを当てたいと考えていますが、まずは、9月8日に立候補を表明した高市早苗氏から見ていきましょう。
私は、ここのところの高市氏に対するネット民たちの熱狂ぶりに、ただならぬ空気を感じてきました。
ヤフーニュースのコメント欄は、彼女を「救世主」とばかりに崇め奉るコメントであふれかえり、ネットユーザーに聞いた「次の総裁は誰がふさわしいか」というアンケートでは、高市氏がトップに立っています。
いわゆる「世論調査」とはまったく異なる温度感なわけですが、8日の立候補表明会見を見て、その違和感が氷解しました。結論から申し上げれば、この方には「人心を容易に操る才がある」ということです。