愛するメンバーがバカにされたと思い込んだ中年女性は、「腹いせ」に古びた包丁と切り刻んだ男物のパンツを送りつけていた。
NHK紅白歌合戦にも出場した4人組の歌謡コーラスグループ「純烈」のリーダー、酒井一圭さん(46)に刃物などを郵送したとして、千葉県船橋市に住む自称パートの三井由紀子容疑者(65)が16日までに脅迫の疑いで警視庁渋谷署に逮捕された。
6月7日、純烈が所属する芸能プロダクション(渋谷区)に、酒井さん宛ての郵便物が届いた。ファンからのプレゼントだと思った酒井さんはそのまま自宅に持ち帰り、封を開けると、中から刃渡り約15センチの包丁が見つかった。包丁はかなり古びていて、三井容疑者が自宅で使用していたものとみられる。その後、12日と24日にも酒井さん宛ての郵便物が届いたが、いずれも差出人の記載がなく、見るからに怪しそうだったため、職員が事務所で開封したところ、切り刻まれた男性用のパンツと脅迫文が入っていた。
脅迫文はすべて手書きで、「あなたを無傷で終わらせません」「自宅でひっそり死ぬつもりはありません。必ず事件にします」と書かれていたというから、かなり怖い。
■関西弁のイジリにカチン!
三井容疑者は2年半前からファンクラブの会員で、「応援するメンバーをバカにしたような発言をしているのが許せなかった。改心して欲しかった」と供述しているという。
郵便物の消印から投函した郵便局を調べ、防犯カメラに写っていた三井容疑者の車のナンバーを割り出し、犯人を特定した。
三井容疑者が応援しているというのは、メンバー最年少の後上翔太さん(34)だった。芸能活動の経験はなく、リーダーの酒井さんに誘われ、東京理科大を中退して、22歳でメンバーに加入した。
「後上さんは若くてイケメンで、天然なところもあり、オバちゃんたちから『王子様』と騒がれ、大人気です。テレビやラジオ番組でメンバーがトークする時は、お互いイジり合います。しゃべりも純烈のウリのひとつで、それがオバちゃんたちのツボに刺さる。特に酒井さんは、関西人のノリで後上さんをイジり倒していた。捕まった三井容疑者は、それが許せなかったようです」(芸能関係者)
65歳にもなって、熱を上げ過ぎだ。