「殺せる人探していた」=女性殺害の長崎大生―佐賀県警

佐賀県鳥栖市で高齢女性が殺害された事件で、殺人容疑で逮捕された長崎大薬学部4年の山口鴻志容疑者(25)が「殺せる人を探していた」という趣旨の供述をしていることが17日、捜査関係者への取材で分かった。女性とは面識がなかったとみられ、県警は詳しい動機を調べている。
山口容疑者は10日午後1時ごろ、鳥栖市酒井東町の住宅敷地内で大塚千種さん(79)の頭を鈍器で複数回殴り、殺害した疑いが持たれている。
捜査関係者によると、山口容疑者は事件前日の9日に自宅のある長崎市から福岡市に電車で向かい、同市内のホテルで一泊。10日はタクシーで鳥栖市役所付近まで移動した後、徒歩で現場に向かったという。
事件後は再び福岡市に戻っており、県警は人目に付きにくい場所を選びながら、襲う相手を探していたとみている。
山口容疑者は13日に大分県警大分中央署に自首した際、凶器とみられるハンマーを所持していた。ハンマーは福岡市のリサイクルショップで事前に購入したといい、県警は周到に襲撃を計画した疑いもあるとみて調べている。
[時事通信社]