自民党総裁選に立候補している河野太郎行政・規制改革相(58)、岸田文雄・前政調会長(64)、高市早苗・前総務相(60)、野田聖子幹事長代行(61)は20日、党青年局・女性局主催の公開討論会に臨み、党改革などをめぐって論戦を交わした。
次回以降の総裁選の仕組みについて、河野氏は「党員の1票をしっかりカウントできるようにする」と述べ、決選投票で国会議員票の比重が高まる方式を改める考えを示した。今回の総裁選は議員票と、同数の党員票の計764票で争われる。決選投票の場合、議員票382票と都道府県連各1票の計429票で競う。
岸田氏は総裁選でのオンライン投票の導入を掲げた。野田氏は出馬に必要な20人の推薦人について「できればゼロに。難しければ10人でもいい」と訴えた。
衆院選の比例選候補を対象とした「73歳定年制」は、河野、岸田、野田3氏が「堅持する」と明言した。高市氏は「党の強みは幅広い年齢層が活躍していることだ。全世代の安心感を創出する意味では何歳にするかは慎重にしたい」と述べ、見直しに含みを持たせた。
河野氏は、衆院選比例選の名簿に障害者や難病を抱える候補を優先的に登載することを検討するとした。野田氏は、党所属議員の女性比率50%を目指し、比例名簿への女性の積極登載を唱えた。岸田、高市両氏も多様な人材の名簿登載に前向きな考えを示した。
中堅・若手の登用では、岸田氏が「公正で開かれた党でなければいけない」として、党本部と都道府県連の役員、党選挙対策本部に青年局と女性局の代表を加える考えを強調した。高市氏は「目立たなくても専門性を磨いている議員が表舞台に出られる環境作り、人事を行いたい」と述べた。