老健施設元職員、詐欺容疑で逮捕 利用者から114万円だまし取る

群馬県済生会が運営する前橋市の老人保健施設「あずま荘」の利用者らから現金をだまし取ったとして、前橋署は21日、施設の元職員で高崎市並榎町、派遣社員、小杉英寿容疑者(46)を詐欺容疑で逮捕した。「ギャンブルに使った」などと容疑を認めているという。
逮捕容疑は2020年7月下旬から今年2月上旬、施設の利用者やその家族に7回にわたって利用料を過大請求し、現金約114万円をだまし取ったとしている。利用者の家族から3月に「(小杉容疑者に)預けたはずの利用料の請求書が届いた」と施設に相談があり、事件が発覚した。
小杉容疑者の逮捕を受け、県済生会は「請求事務のチェック体制を強化し再発防止に努める」とコメント。同会によると、小杉容疑者は2月、他の利用者らの口座から現金約460万円を引き出したとして、懲戒解雇されていた。【川地隆史】