大阪府の吉村洋文知事は22日、重症化予防に効果のある「抗体カクテル療法」について、身近な診療所でも受けられるよう態勢を拡充する方針を示した。新型コロナウイルスの検査を実施している約1400の診療所のほか、入院患者を受け入れていない約100病院に、実施に向けた準備を進めるよう要請する。
感染の「第6波」に備え、重症病床の
逼迫
(ひっぱく)を回避するため早期治療の充実を図る狙い。抗体カクテル療法は現在、38の外来診療病院や宿泊療養施設の3か所などで行われ、17日からは厚生労働省のモデル事業として往診でも実施している。
吉村知事は記者会見で「できるだけ早く治療し、重症化を防ぐため、身近なところで治療を受けられるようにしたい」と説明。府は簡易ベッドや診察室などの初期整備費用を支援するほか、容体の変化時に設備の充実した医療機関に搬送できる態勢も整備する。