養女に性的暴行を加えたとして監護者性交罪などに問われた愛媛県内の男に対し、松山地裁は21日、懲役9年(求刑・懲役12年)の実刑判決を言い渡した。高杉昌希裁判長は「卑劣で悪質。被害者の精神的苦痛は計り知れず結果は重大」と述べた。
判決によると、男は2018年6月、愛媛県内の自宅で養父の立場を利用し、18歳未満だった養女と性交するなどした。高杉裁判長は、養女が小学5年の頃に性的虐待は始まったとし、「暴力による恐怖心や金銭的な依存で抵抗できない状態にしていた」と指摘した。
地裁は被害者の特定を防ぐため、被告の氏名などを公開せず審理した。